認知症の症状

認知症の症状は様々ですが、大きく分ければ以下の5つの症状に分けることができます。これらの症状の現れ方は、現在の生活環境や過去の生活歴、その人の性格などによっても個人差があります。また病状の進行状況によっても違いが出てきます。

笑い顔



知的能力の低下心の症状行動の障害身体の障害日常生活能力の低下


知的能力の低下
知的能力の低下
記憶障害 物忘れがひどくなり、新しいことを記憶できなくなる。
見当識障害 日時、場所、周囲の人との関係がわからなくなる。
理解・判断力障害 考える力、理解する力が低下する。計算ができなくなる。
認知障害 物事を見分け判断する力が低下し、人違いをしたりする。

※中核症状に対しては、いまのところ、根本的な治療や確実な治療が困難です。本人の不安や混乱を和らげることに重点を置いて考えていく必要があります。


心の症状
心の症状
夜間せん妄 夜に大声で騒いだり人を呼んだりする。
不眠 夜眠れない。
幻覚 あるはずのないものが見えたり聞こえたりする。
妄想 ありえないことを固く信じ込む。
抑うつ 気分が落ち込む。

※周辺症状に対しては、ある程度薬物療法が期待でき、介護の仕方によっては大いに症状改善の可能性があります。


行動の障害
行動の障害
徘徊 目的もなくうろうろと歩き回る。
不眠 昼夜が逆転し夜眠らない。
暴力 ささいなことで怒り出し暴力をふるうようになる。
異食 食べられない物を口に入れてしまう。
弄便 自分の排泄物をいじる。

身体の障害
身体の障害
歩行障害 歩行するのが困難になる。
嚥下障害 食べ物の飲み込みが悪くなったり、むせたりする。
膀胱直腸障害 尿や便が出にくかったり、失禁したりする。

日常生活能力の低下
日常生活能力の低下
食事、排泄、入浴、着替えといった、日々暮らすためのごく基本的な動作ができなくなる。



「あれ何だっけ」、ちかごろ「?」と感じたら。