認知症の原因

日本の認知症の人全体から、認知症の原因となる疾患の割合を調査した資料はありませんが、各大学病院を受診した人を対象にした研究から調べてみると、最も人数が多いのはアルツハイマー型認知症で、次いで多いのはレビー小体型認知症、あるいは血管性認知症といえます。

ゲートボールをする老人男女



アルツハイマー型認知症レビー小体型認知症血管性認知症前頭側頭型認知症


年老いた老人男女
アルツハイマー型認知症
記憶力の低下 少し前の出来事を忘れてしまう。
見当識の低下 日時、場所、周囲の人との関係がわからなくなる。
注意力の低下 何となくボーっとしているように見える。
意欲の低下 身の回りのことへの関心がうすれてしまう。
失語 構音器に異常がないのに言語機能が低下する。
遂行機能の低下 仕事や料理の手順が悪くなる。

笑う老婦人
レビー小体型認知症
幻覚 幻覚。中でも幻視が多い。
錐体外路症状 パーキンソン症候群。
意識の清明さが変動する 意識が清明な時と、つじつまの合わない言動を交互に繰り返す。
自律神経の機能低下 自律神経の機能低下が生じる。
うつ 気分が落ち込む。

並んで立って微笑む老人男女
血管性認知症
注意力の低下 何となくボーっとしているように見える。
意欲の低下 身の回りのことへの関心がうすれてしまう。
うつ 気分が落ち込む。

手を組んで微笑む老人
前頭側頭型認知症
主に前頭葉が萎縮して起きるもので、新しいことを習得できなくなってしまったり、自分から進んで行動することが難しくなり、社会生活のルールが分からなくなったような行動をしてしまう。



「あれ何だっけ」、ちかごろ「?」と感じたら。