認知症の早期発見と早期対応

認知症の原因や状態によっては、適切な診断・治療によって、症状の改善するものもあります。認知症の初期には、症状が目立たないこともありますが、いつもと様子が違う時には早めに精神科等の病院を受診することをお勧めします。できるだけ早期に発見し、適切な対応をすることが、お年寄りの状態の安定と、家族の負担を軽減することにつながります。

困り顔

認知症の早期発見の目安

認知症の人と家族の会では、その会員の方の経験の中からまとめられた、認知症の早期発見のめやすが発表されています。

必ずしも医学的な診断基準ではありませんが、あくまでもめやすとして参考にしてくださることで、この高齢化社会が抱える認知症問題の一部でも緩和できれば幸いです。


◇ もの忘れがひどい

  • 今切ったばかりなのに、電話の相手の名前を忘れる
  • 同じことを何度も言う・問う・する
  • しまい忘れ置き忘れが増え、いつも探し物をしている
  • 財布・通帳・衣類などを盗まれたと人を疑う

◇ 判断・理解力が衰える

  • 料理・片付け・計算・運転などのミスが多くなった
  • 新しいことが覚えられない
  • 話のつじつまが合わない
  • テレビ番組の内容が理解できなくなった

◇ 時間・場所がわからない

  • 約束の日時や場所を間違えるようになった
  • 慣れた道でも迷うことがある

◇ 人柄が変わる

  • 些細なことで怒りっぽくなった
  • 周りへの気づかいがなくなり頑固になった
  • 自分の失敗を人のせいにする
  • 「このごろ様子がおかしい」と周囲から言われた

◇ 不安感が強い

  • ひとりになると怖がったり寂しがったりする
  • 外出時、持ち物を何度も確かめる
  • 「頭が変になった」と本人が訴える

◇ 意欲がなくなる

  • 下着を替えず、身だしなみを構わなくなった
  • 趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなった
  • ふさぎ込んで何をするのも億劫がりいやがる

「出典/公益社団法人認知症の人と家族の会」

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