■ エイジング(体の細胞の酸化)

エイジング(加齢)を大きく分けると、次の3つに分けることができます。

  1. 体の細胞の酸化
  2. ホルモンの減少
  3. 有害な毒素の蓄積

◇ 体の細胞の酸化とは?

みなさんは、私たちの細胞や肌が金属や食物などと同じように酸化するということをご存知でしょうか?

ご承知のとおり、私たちの細胞は酸素をエネルギーの源として生きています。生命の維持に欠かすことができない酸素なのですが、その酸素の中に老化の原因が潜んでいます。

老化の原因=細胞が酸化する・・・・ということは、活性酸素という悪玉細胞によってに酸化することを意味します。癌(ガン)細胞の出現や動脈硬化といったものも、遺伝子の酸化、血管細胞の酸化から始まります。

◇ 活性酸素とは?

活性酸素とは、体内での酵素反応を促し、細胞間の情報伝達の働きをする体内環境を守るには欠かせないものであり、また、私たちの体内に入ってきたウイルスや有害細菌を駆逐して身体を守ってくれる必要不可欠なものです。

しかしながら、あまりに多く発生してしまうと、活性酸素自体が細胞を傷つけ、癌(ガン)、心筋梗塞、動脈硬化、脳卒中といった生活習慣病を引き起こす原因になると、近年ではいわれております。

また、多くの科学者はシミやシワ、たるみなどの肌老化老や老化に伴う病気の主な原因も、この活性酸素であると考えておられるようです。
活性酸素によって酸化された「過酸化脂質」が、どんどん皮膚に蓄積されていくと細胞に大きなダメージを与えます。そして、コラーゲンがダメージを受ければ、肌は変色し、硬くなり、柔軟性を失い、皮膚の老化が進行していくというわけです。

◇ 活性酸素ってどんな時に発生するの?

身近でもっとも恐ろしい活性酸素発生物質は「たばこ」です。

この喫煙や紫外線、大気汚染の環境、激しいスポーツ、それに過剰なストレスも活性酸素を発生させ、体の免疫機能を低下させる原因になります。

科学的には、2個の酸素が結合するときに一時的に電子が欠け、不安定な状態になったときに、周囲の健康な分子から電子を奪い取って増えていくといわれています。 活性酸素には電子の数により、スーパーオキサイドアニオンラジカル、ハイドロキシラジカル、スーパーオキサイドアニオンラジカル、過酸化水素の4種類に分類され、これらを総称して「フリーラジカル」といいます。

こういった話をすると、大丈夫なのか、何か対応策はないのだろうかと、なんだか怖くなってきますが、私たちの体の中にはもともとこの「フリーラジカル」に対する防御システムは備わっています。

そのシステムを維持している物質が「抗酸化剤」で、代表的なものとして、ビタミンA、C、E、、ニンジンなどの緑黄色野菜に含まれるベータカロチン、赤ワインに含まれるポリフェノール、コエンザイムQ10などがあげられます。

◇ 抗酸化とは?

抗酸化とは、活性酸素を無害な物質へと変化させる、細胞膜を強化して活性酸素に対抗するといった働きのことをいいます。

人間の体内にはもともとSODという酵素やコエンザイムQ10といった抗酸化物質が存在しており、活性酸素の攻撃から身体を守っています。

しかし、環境汚染が進みストレスを感じやすい現代社会では、体内で作られる抗酸化物質が減り、有機野菜の農作物が少なくなってきたため、食事から摂取する栄養素が減ってきております。
また、コエンザイムQ10は20歳がピークで、あとは体内で生産される量は徐々に減ってきます。

「フリーラジカル」の攻撃が限界を超えた時には、細胞がダメージを受けて死滅したり、DNAが傷ついて変化したりすることで身体に異常をきたしてきますので、ビタミンA、C、E、コエンザイムQ10などは、不足しないように補ってやることが大変重要になってきます。