■ 水虫の種類

● 足白癬(俗称:水虫)

土踏まずや足の縁にできるものを「小水疱型」、足の裏全体やかかとにできるものを「角質増殖型」、足の指の間にできるものを「趾間(しかん)型」という。

● 頭部白癬(俗称:しらくも)

白癬菌が頭に寄生し、白い雲がかかったようになることから「しらくも」とも呼ばれる。飼っているペットから感染する場合がある。

● 体部白癬(俗称:たむし)

「小水疱性斑状白癬」ともいい、形が銭に似ていることから「ゼニタムシ」といわれています。初めはぽつんと湿疹状の隆起がかゆくなり、徐々に10円玉くらいの大きさに広がっていき、健康な部分との境界がはっきりした斑状になる。症状が進むと中心部は自然に炎症が治まるのが特徴。

● 陰股部白癬(俗称:いんきんたむし)

陰股部や臀部にできるのは「頑癬(がんせん)」。俗称「いんきんたむし」と呼ばれています。いずれも、自分の水虫が感染源になる場合と、飼っているペットから感染する場合がある。

● 爪白癬(俗称:爪の水虫)

水虫は爪にもできる。爪白癬にかかると、爪の先端や両側から白くなったり、爪の中に白い筋が現れたりする。初期段階ではかゆみなどの自覚症状がないため、爪白癬だと気づかずに放置し、爪がボロボロになってしまうこともある。治すのに大変苦労するタイプです。

◇ 水虫と間違いやすい皮膚病

足にできる皮膚病は水虫だけではありません。「足がかゆい、水虫かな?」と水虫でないものに水虫の薬を塗り間違った手当をすると、かえって症状を悪化させる原因にもなります。

紛らわしい皮膚病としてはつぎのようなものがあげられます。

  • 掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)
  • 紅色陰癬(こうしょくいんせん)
  • 疥癬(かいせん)

自分では判断しかねると思ったら、やはり皮膚科専門医による診断が必要です。もしかしたら、水虫ではないかもしれませんよ。