■ 光老化

「光老化」という言葉はなじみが少ない言葉と思いますが、長い期間日光に当たり続けた、顔や首の皮膚にみられる変化のことをいいます。具体的には、シミ、シワ、たるみ、さらには「皮膚癌」をも発生させる原因ともなります。

紫外線はわずか数分間でも浴びると肌はダメージを受けます。その証拠に、ほとんど紫外線に当らない部分、たとえば腿の内側、お尻といったものは、若い人の肌も歳をとった人の肌もそう変わらない状態です。

これにより紫外線がどんなに肌にダメージを与えているのかがわかるでしょう。

★[UV-A]
UV-Aは生活紫外線とも呼ばれ、急激に肌に影響は与えませんが、浴び続けるとじわじわと影響をあたえます。知らず知らずのうちに光老化を促進させている主因は実はUV-Aなのです。

UV-Aがやっかいなのは紫外線の中で波長が長いため雲や窓ガラスも通り抜け、曇りの日や雨の日でも油断できないことです。

また家の中にいても注意が必要です。UV-Aは皮膚の奥深く真皮にまで届き、肌のはりを保つ役目のコラーゲンとエラスチンを壊してしまいます。このため皮膚は弾力を失ってたるみ、シワが発生することになります。また、さまざまな物質に反応しやすく、アレルギー物質を作ってしまうともいわれています。

★[UV-B]
UV-Bは肌の表皮にあるメラニン細胞を活性化させて、多量のメラニンを生成させる作用があり、「日焼け」や「シミ」、「シワ」を作りやすいのが特徴です。

波長が短いため肌の真皮にまで直接は届きませんが、腫れや痛みなどの著しい炎症を引き起こし、肌にダメージを与えます。