■ お葬式のマナー 参列者側(1)

 お葬式は突然訪れてしまう不足の事態です。故人の冥福を祈る儀式なのですが、やはりそこには、マナーやしきたりがあります。

 突然の訃報にも慌てる事がないようにマナーやしきたりはしっかり心得ておきたいものです。

 また、喪服がクリーニング屋さんに預けっぱなしだったなどということがないよう、普段から用意をしておきましょう。

●訃報の知らせを受けた時

 まず、遺族の気持ちを考え、「ご愁傷様でございます」「お悔やみ申し上げます」と心を込めてお悔やみの言葉を述べましょう。

 その段階ではまだ決まっていないかと思いますが、もし通夜や葬儀の日時と場所(斎場)などが決まっていたらしっかりと記録する。

 まだ決定していない場合は、決定次第連絡もらえるようにお願いしましょう。

●弔問

 訃報が親しい間柄の人であった場合、時間や都合が許す限り、すぐに駆けつけてあげましょう。

 また、親しい人であれば、お手伝いなどを申し出るのもいいでしょう。

 このときに気を付けたいことは、派手な服装であったり、いきなり喪服で行くようなことがないようにしましょう。

 また、この段階では香典も必要ありませんので気を付けましょう。

●お通夜

 葬儀の服装は、黒を主体にすることは言うまでもありませんが、お通夜での服装は必ずしも黒でなくても地味なグレーや濃紺などでも構いません。

 お通夜とは本来、とりあえず駆けつけるというものなのですから…。

 しかし昨今は、お通夜にも喪服で参列する人が、多くなっているような傾向にあります。

 お通夜の開始10分前には受け付けを済ませるように余裕をもって出かけるようにしましょう。

 受付で係の人にお悔やみの言葉を述べ、記帳して香典を差し出します。

 もし、葬儀や告別式に出席できないので、お通夜に出向いた場合は、僧侶の読経が終わったらすぐに退席するのが一般的となっています。

●お線香をあげるとき

 お通夜で行われるのは線香焼香です。

 日ごろ、家庭でのお仏壇に礼拝したり、お墓参りなどと同じで、焼香に線香を用いるものです。

 遺族、僧侶と一礼し、焼香台に進んだあとは遺影に向かって一礼します。

 かるく手を合わせたら、右手で線香を1本取り、灯明に近づけ火をつけます。

 火を消す場合は、左手でかるく払うか、右手に持ったまま下にスッと引いて消します。けっして息で吹き消さないようにしましょう。