■ お葬式のマナー 参列者側(2)

●通夜ぶるまい

 通常お通夜で焼香が終わると案内係りの方が、通夜ぶるまいの席をご案内致します。

 通夜ぶるまいとは、故人の供養と、会葬者に対するお礼とお清めのための意味もありますので、遺族からすすめられたら、断らずに席につくのがマナーですが、ころあいを見て退席しても失礼にはなりません。

●葬儀・告別式でのマナー

 通常、葬儀から告別式へと、二つは続けて行なわれます。

 葬儀が遺族、親族、近親者のみで行われるもので、告別式は、亡くなった人にお別れをするもので、一般の人も参列するものです。

 葬儀に参列する場合は、できるだけ早めに到着しておきまよう。

 受付でお悔やみを述べたら記帳し、香典も差し出しますが、お通夜で渡している場合は記帳だけで結構です。

 告別式だけに出席するのであれば、時間内に会場へ行き、係りの案内に従い焼香の順番を待ち焼香を終えます。

 告別式での焼香は、抹香焼香といい、粉末のお香をつまみ香炉に落としていくもので、いちばんポピュラーな焼香です。

 告別式などで会葬者が多い場合は、焼香に長い列ができることもあります。自分の番が近づいたら、スムーズに動けるよう用意をしておきましょう。

 自分の番がきたら心を込めて焼香し、故人のご冥福を祈ります。

●焼香の仕方

1. 遺族、僧侶に一礼し、焼香台の前に進んだら遺影に向かってかるく一礼します。
2. 抹香を、右手の親指、人差し指、中指でつまみ、かるく頭を下げながら目の高さまでかかげたあと、香炉の上へと持って行き、静かにパラパラと落とします。
3. 一歩下がって合掌し、故人の冥福を祈ります。その場で深く一礼し、僧侶と遺族にも一礼して自分の席に戻ります。

●出棺

 告別式が終わると出棺となります。

 出棺は、一般会葬者が故人を見送る最後の場です。焼香が済んだからといってすぐに斎場を出ず、急用でもない限りは、出棺を見送るのが礼儀です。

 霊柩車に棺が納められ、出発したら合掌、黙とうをして冥福をお祈りします。

 また、特に親しかった方は、遺族にすすめられて火葬に立ち会う場合もありますが、出棺したら係員の指定する車に乗って火葬場に向かいます。